歯垢が最も残っているのは歯と歯の間の部分で、歯ぐきの炎症もここから始まるといわれています。『つまようじ法』はハブラシの毛先を歯と歯の間に挿入して、歯と歯の間の部分の歯垢を押し出すとともに歯ぐきのマッサージを行います。
『つまようじ法』で使うハブラシはヘッドが小さく毛の長さが歯の横幅よりやや長い11ミリぐらいが適当です。磨き方のポイントは歯に対して斜めに押し込むように、歯の反対側まで毛先が出るように入れます。その毛先の出し入れを歯と歯の間1ヵ所につき10回程度します。磨いている場所を意識しながら歯の裏側まで全ての歯と歯の間を磨いていきます。上の歯は上から下に、下の歯は下から上につまようじを使うようにハブラシを動かして磨きます。
歯ぐきのマッサージを行い血行をよくすることで歯ぐきの抵抗力が強まります。
の部分をよく確認する
1日に1回はじっくり時間をかけての部分を磨きましょう。
定期的になつかわ歯科で見てもらっていると、歯ぐきを見るポイントが自分でも分かってきます。
健康な歯肉 | 炎症がある歯肉 | |
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色 | うすいピンク、プツプツがある | 赤い |
形 | 三角にとがっている | 丸くなっている |
かたさ | ひきしまってかたい | ブヨブヨしている |
出血 | なし | あり |
ブラシの毛先をすき間の大きさに応じて入れて歯ぐきをマッサージするように磨きます。